紆余曲折あった私のこれまで①

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私がまだ16歳だった時、私は大きな壁にぶつかりました。
『多くの人達が歩んでいる道を、私は歩けない。』
それは大きな挫折でした。

それまでも、人と違うことでずっと悩んできて、
吐いたり、
思った通りに体が動かなかったりして、
苦痛の日々を過ごしていたのですが、
ここにきてもう全く、
一歩も前に進めない状態に
陥ってしまいました。

具体的には、学校へ行けなくなってしまったのです。

私はただ、ひたすらに悩み続けました。

何故、学校へ行けないのかは分かりません。
ですが、このまま進んでも、
明るい未来はないなと感じていました。

学校へ行けなくなって半年、
私は高校を中退しました。

次に私が向かった先は、定時制高校でした。

ここなら、全日制高校と比べて、人と接する機会も少なくすみます。
ですが結局、この高校も僅か半年で辞めてしまいます。

私は、深い深い自責の念に苛まれるようになりました。

この生活は2年間続きます。
ほぼ、誰とも接することなく、私は2年間、学校へと通わない生活を続けました。
外へは出ていたので、半引きこもり状態です。

やっと再び社会へと出ていく気になったのは、
周りの人達が大学への進学を決めた頃でした。

→続く