紆余曲折あった私のこれまで②

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一人では抱えきれないほどの危機感に突き動かされて、
私は通信制高校の門を叩きます。
それと同時に、「学歴」という一つのステータスを手放すことになりました。

(それまでは、同年代の中でも成績は良い方で、
実際に偏差値の高い高校へと進んだのですが、通信制には学歴の高い低いは関係ありません。卒業すれば高卒認定はもらえますが、高学歴とは無縁になりました。(^-^;))

けれど私は、この選択が正しかったと思います。

通信制高校での私の日々は、わりかし気軽なものでした。
友達こそいませんでしたが、信頼できる先生がいました。
この頃から、深く思い悩む回数は減ってきたように思います。

登校する頻度は月1,2回程度でしたが、普段はバイトをして過ごしました。
今まで学校にも行けなかった私が、社会に出て働くということは、とても大きな進歩でした。

幾つかのバイトを経験したのち、分かったことは、
「大人数の職場では働けない。」
(出勤一日で辞めたことが複数回あります。できるだけ少人数の職場を選ぶようにしていますが、それでも駄目な時は、平謝りしています。)
「フルタイムで働くことが難しい。」
(不可能ではないですが、色々条件が整った場合に限ります。)
ということです。

まだ、この頃までは、フルタイムで働くことも選択肢の一つにありましたが、時を重ねるにつれ、それも難しいことを実感していきます。

マイナスなことの方が多いようですが、仕事上で褒められることも沢山ありました。
というよりむしろ、人より様々な部分に目が届くこともあって、重宝されることの方が多かったです。

恐らく、様々なことに気付き過ぎる性質が、大人数で働くことを困難にしているのだと思います。
しかし、環境さえ合えば、そんな性質も得意に変えられるということが、私にとって大きな自信となりました。

→続く